日経平均は216円程度高、売り先行後に株価指数先物に断続的な買いでプラス転換=24日寄り付き

 24日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前週末比216円程度高い2万8534円前後で推移する。午前9時19分には、同266円35銭高の2万8584円18銭を付けている。前週末21日に大幅続伸した反動から、売り優勢で取引を開始した。ただ、現物株式が寄り付いた後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、プラス転換。その後も堅調な展開となっている。前週末21日の米国株式市場は、NYダウが続伸した一方、ナスダック総合指数は反落するなどまちまちの動き。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末21日の大阪取引所清算値比30円高の2万8380円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も高い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も上げている。

 個別では、RobotH<1435.T>、大有機化<4187.T>、YACHD<6298.T>、アバント<3836.T>、ヤマト<1967.T>などが上昇。半面、PCIHD<3918.T>、アトラエ<6194.T>、gumi<3903.T>、ADWAYS<2489.T>、テモナ<3985.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=108円台の後半(前週末21日は1ドル=108円69-70銭)、1ユーロ=132円台の半ば(同132円78-82銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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