サカタインク、炭素回収技術研究機構と大気中の二酸化炭素から石油代替燃料を合成する共同研究を開始

株式

2021/5/24 16:53

 サカタインクス<4633.T>は24日、一般社団法人の炭素回収技術研究機構(通称シーラ、CRRA)と、大気中の二酸化炭素から石油代替燃料を合成する技術の確立を目指し、共同研究を開始したと発表した。

 実験拠点として、同社の東京工場(千葉県野田市)にある研究開発拠点に、現役東大生でCRRA機構長を務める村木風海氏とともに、共同ラボ「CRRA新東京サイエンスファクトリー」を創設し、スピルリナからエタノール、脂肪酸エチルエステル(軽油代替燃料)などの有機化合物を合成するための基礎研究や技術の開発を行っている。今回の研究が成功した場合、印刷用インキ溶剤の生産過程で大気中の二酸化炭素を回収することになり、「地球に優しい」製品が実現するとしている。

 24日の終値は、前週末比5円高の1054円。

提供:モーニングスター社

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