日経平均は136円程度高、買い一巡後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好=25日寄り付き

 25日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比136円程度高い2万8501円前後で推移する。午前9時7分には、同178円84銭高の2万8543円45銭を付けている。きのう24日の堅調な動きが継続し、現地24日の米国株式市場で、NYダウが3日続伸し、ナスダック総合指数が反発したこともあり、買いが先行した。ただ、買い手がかり材料に乏しいなか、買い一巡後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好で、上値は重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比155円高の2万8495円だった。

 業種別では、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が上昇。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、SBI<8473.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も上げている。

 個別では、リズム<7769.T>、テモナ<3985.T>、日総工産<6569.T>、DMG森精機<6141.T>、ケミコン<6997.T>などが上昇。半面、日本調剤<3341.T>、オリバー<7959.T>、NCHD<6236.T>、東海ソフト<4430.T>、アゴーラHG<9704.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=108円台の後半(24日は1ドル=108円76-77銭)、1ユーロ=132円台の後半(同132円65-69銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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