ピープルが急落、第1四半期の決算発表で材料出尽くし感

株式

2021/6/4 14:23

 ピープル<7865.T>が急落。3日引け後に、21年1月期第1四半期(21年1月21日-4月20日)の単体決算を発表したことで、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比54円安の1008円まで値を下げている。

 21年1月期第1四半期は、売上高7億5400万円、営業利益3300万円(今期より単体のため増減比較はないが、連結だった前年同期は売上高8億1400万円、営業利益1200万円)で、営業利益の上期(21年1月21日-7月20日)予想5000万円に対する進ちょく率は66.0%。カテゴリー別に、「幼児・知育玩具」は売上高3億1000万円(前年同期比23.6%増)、「遊具・乗り物」は1億7400万円(同39.5%増)と好調に推移したが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界的な外航コンテナ不足による出荷の後ろ倒しで「海外販売」が売上高1億7800万円(同46.3%減)にとどまる中、全体としては6.1%の減収だった。

 3日に、この決算への期待もあってか、株価が46円高の1062円高値引けとなっていた反動もあった様子。午後2時12分現在の株価は50円安の1012円。

提供:モーニングスター社

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