海運株に買い先行、郵船は新高値―米系証券が目標株価引き上げ

株式

2021/6/7 9:15

 海運株に買いが先行し、日本郵船<9101.T>が年初来高値を更新した。商船三井<9104.T>や川崎汽船<9107.T>も高い。モルガン・スタンレーMUFG証券が各社の目標株価を引き上げている。

 同証券は6日付で海運3社の評価を見直し、目標株価は郵船を8400円(従来6000円)、商船三井を9100円(同7000円)とした。コンテナ船事業の業績改善期待が十分に織り込まれていないと指摘している。両銘柄については強気の「オーバーウエート」を据え置いた。

 また、川崎汽は中立の「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は5600円(従来3400円)。株価はこの日、郵船が4970円(前週末比2.6%高)まで買われて2009年以来の水準(調整後)を回復した。商船三井は2.6%高の4775円、川崎汽は3.6%高の3195円を付けた。

提供:モーニングスター社

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