11日の東京株式市場見通し=もみ合い商状か

国内市況

株式

2021/6/11 7:47

 予想レンジ:2万8700円-2万9100円(10日終値2万8958円56銭)

 11日の東京株式は、手がかり材料に乏しいなか、もみ合い商状か。週末要因から手じまい売りで上値は重そうだが、一方で、新型コロナワクチン接種拡大による、景気回復への期待感が支えとなりそう。6月限株価株価指数先物・オプションのSQ(特別清算指数)値算出日にあたるが、市場推定値が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(10日は109円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同133円20-24銭)と、やや円高方向にある。10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、武田薬<4502.T>、エーザイ<4523.T>、ZHD<4689.T>などが、10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物9月限の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比20円高の2万8940円だった。(高橋克己)

 11日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 4-6月期法人企業景気予測調査

・6月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

・決算発表=神戸物産<3038.T>、クミアイ<4996.T>、三井ハイ<6966.T>、HIS<9603.T>

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米6月ミシガン大学消費者マインド指数

・G7(主要7カ国)コーンウォールサミット(英国南部)(13日まで)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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