21日の東京株式市場見通し=続落後も軟調な展開か

国内市況

株式

2021/6/21 7:47

 予想レンジ:2万8400円-2万8600円(18日終値2万8984円08銭)

 21日の東京株式は、続落後も軟調な展開か。日経平均株価は足元で弱い動きが続くなか、前週末18日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢のスタートとなろう。手がかり材料にも乏しいこともあり、手控えムードが強まるなか、時間外取引での米株価指数先物の動きをにらみつつ、落ち着きどころを探る動きとなりそう。一方で、短期的な資金が、値動きの軽い中小型株に物色の矛先を向ける場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(前週末18日は110円00-01銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同131円07-11銭)と円高方向に振れている。

 前週末18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬<4502.T>、ZHD<4689.T>、アドバンテス<6857.T>、などが同18日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同18日の大阪取引所清算値比415円安の2万8515円だった。(高橋克己)

 21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 5月コンビニ売上高

・職場や大学などで新型コロナウイルスのワクチン接種を開始

【海外】(時間は日本時間)

・英国、社会的接触に関する法的制限を撤廃する計画

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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