ピックルスが急騰、22年2月期第1四半期は大幅な増益で着地

株式

2021/6/30 11:12

 ピックルス<2925.T>が急騰し、一時165円高の3550円を付けている。29日引け後、22年2月期第1四半期(21年3-5月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が120億6700万円(前年同期比0.4%増)、営業利益が13億2600万円(同45.3%増)だった。売上高は、外出自粛に伴う巣ごもり需要が継続するなか、家庭内での食事の機会が増加している状況や家飲みによる消費が堅調で、健康志向の高まりから乳酸菌を含む食品としてキムチの需要も好調だった。利益面では、売上高増による利益の増加や、天候が比較的順調に推移し原料価格が安定したことも寄与した。

 第2四半期(21年3-8月)の業績予想は、売上高245億9200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益18億5000万円(同3.4%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で49.1%、営業利益で71.7%となっている。

 午前11時10分時点の株価は、前日比130円高の3515円。

提供:モーニングスター社

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