ソニーが堅調、大和証は「1」継続、目標株価は1万6300円に引き上げ

株式

2021/7/1 11:14

 ソニーグループ<6758.T>が堅調。大和証券では6月30日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は1万4400円から1万6300円に引き上げている。

 テクノロジーとクリエイティビティ、それら融合するシナジー創出が、同社の強みとみているとコメント。注目ポイントとして、(1)2020年9月に完全子会社化したソニーフィナンシャルホールディングスの成長戦略と競争優位性(2)スマホ向けイメージセンサーの再成長路線への転換と車載向けでの競争力向上(3)コンソールサイクル良化に伴い、中期的にはG&NSが利益拡大フェーズに入ってくる点(4)ストリーミング市場拡大による音楽分野の成長――を挙げている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、22年3月期9975億円(会社側計画は9300億円、21年3月期SEC基準の営業利益と同証券予想を比較すると前期比3%増)、23年3月期1兆1292億円(同13%増)、24年3月期1兆2157億円(同8%増)、25年3月期1兆2873億円(同6%増)、26年3月期1兆3626億円(同6%増)と試算。22年3月期は会社側計画からの上振れを予想、23年3月期以降は成長ドライバーであるI&SS、G&NS、音楽の利益拡大が続くと予想している。

 午前11時12分時点の株価は前日比20円高の1万835円。

提供:モーニングスター社

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