任天堂の「スイッチ」新モデル発表―有機ELなど関連株買われる

株式

2021/7/7 11:51

 任天堂<7974.T>が有機ELディスプレーを採用した家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の新モデルを発表し、関連銘柄の一角が物色された。保土谷化学工業<4112.T>が上伸したほか、ケミプロ化成<4960.T>が連想買いで急騰した。

 スイッチは現行機種よりも約5000円高い3万7980円(税込み)で10月8日に発売される。有機ELを搭載した画面のサイズは7.0インチ(現行は6.2インチ)と大きくなる。

 7日の任天堂の株価は出尽くし感から伸び悩んだものの、関連銘柄にとっては買い材料となった。任天堂への売上比率が大きい部品メーカーのホシデン<6804.T>は3日ぶりに反発した。

 また、有機ELの連想も広がり、大手のサムスン電子と関係が深い化学材料の保土谷化が買われた。スイッチのディスプレーはサムスン製との見方があった。また材料メーカーでは、東証2部の小型株のケミプロが一時前日比23.7%高の282円まで値上がりした。

提供:モーニングスター社

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