米国株式市場:量的緩和策の縮小を急がないとの見方、NYダウ反発、ナスダックは3日続けて史上最高値

株式

2021/7/8 7:46

 7日の米国株式は、NYダウが前日比104.42ドル高の3万4681.79ドルと反発、ナスダック総合指数が同1.423ポイント高の1万4665.063ポイントと小幅ながら4日続伸して取引を終了。ナスダック総合指数は3日続けて終値ベースの史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が8億8668万株、ナスダック市場が45億6907万株だった。

 6月開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が公表され、FRB(米連邦準備制度理事会)は、量的緩和策の縮小を急がないとの見方が浮上。米10年物国債の利回りが低下(価格は上昇)し、一時1.3%を割り込む場面がみられ、割高感が後退したハイテク株が堅調に推移した。NYダウ採用銘柄では、アップル<AAPL>やスリーエム(3M)<MMM>、ホーム・デポ<HD>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比45円安の2万8335円だった。

提供:モーニングスター社

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