14日の東京株式市場見通し=反落後は軟調な展開か

国内市況

株式

2021/7/14 7:47

 予想レンジ:2万8500円-2万8800円(13日終値2万8718円24銭)

 14日の東京株式は反落後、軟調な展開か。きのう13日の日経平均株価は続伸したものの、戻り待ちの売りに上値の重い展開だった。現地13日の米国株式が反落した動きもあり、売り優勢のスタートとなりそう。4-6月期決算発表の本格化を控え、手がかり材料に欠けることから、模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(13日は110円36-38銭)と円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円79-83銭)と円高に傾くなど、まちまちの動き。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士フイルム<4901.T>、コマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>などが、13日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比100円安の2万8550円だった。(高橋克己)

 14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 5月鉱工業生産・出荷・在庫(確報)

・芥川賞、直木賞発表

・決算発表=サカタのタネ<1377.T>、SFOODS<2292.T>、いちご<2337.T>、ABCマート<2670.T>)、ジンズHD<3046.T>、クリレスHD<3387.T>、Sansan<4443.T>、サイゼリヤ<7581.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月生産者物価

・ベージュブック

・NZ準備銀行金融政策決定会合

・トルコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=バンク・オブ・アメリカ<BAC>、シティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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