14日の東京外国為替市場=ドル・円、110円台半ばを中心にこう着

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2021/7/14 15:04

 14日の東京外国為替市場でドル・円は、こう着する展開となった。

 朝方、1ドル=110円55銭近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り安から下げ幅を縮めるとともに上値を伸ばし、一時110円69銭まで上伸したが、その後は時間外取引で米長期金利が1.4%を一時割り込んだこともあり、日米金利差縮小への意識からドル売り・円買い優勢の流れに転じた。

 午後に入り、ドル・円は一時110円41銭まで下押しする場面があったが、110円台半ばの水準では底堅かった。米国時間にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の米下院金融サービス委員会での議会証言を控え、様子見ムードから次第にこう着感が強まっている。

 15時現在、110円50銭となっている。

提供:モーニングスター社

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