15日の東京外国為替市場=ドル・円、110円を前に上値重く推移

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2021/7/15 15:01

 15日の東京外国為替市場でドル・円は、下押し圧力のかかる展開となった。

 朝方、1ドル=110円近辺だったドル・円は、日経平均株価が朝寄り安から下げ幅を広げるとともに軟化。事業会社の決済が集中しやすい5・10日(ごとおび)に当たることもあって、下げの場面では国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、ドル・円は一時109円79銭まで値を下げて切り返した。中国4-6月期GDP(国内総生産)など中国経済指標の良好さが確認されると、ドル・円は110円近辺までドル買い・円売りが進んだ。

 午後に入ると、日経平均株価がジリ安歩調を強めたほか、時間外取引で米長期金利が低下。ドル・円は上値の重い推移となった。

 15時現在、109円84銭となっている。

提供:モーニングスター社

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