スクリーン、慶應大医学部との共同研究で劣化した臓器を生体外灌流することで短時間での機能蘇生に成功

株式

2021/7/15 16:02

 SCREENホールディングス<7735.T>は14日、臓器灌流(かんりゅう)システムの実用化に向けた研究開発の一環として、慶應義塾大学医学部との共同研究で、劣化した臓器を生体外灌流することにより、短時間での機能蘇生に成功したと発表した。

 今回の共同研究では、長時間にわたり血流が循環停止し機能が劣化したブタ肝臓を機械灌流し、蘇生時の代謝能をメタボローム比較解析することで、3時間以内に機能蘇生することが示されたという。また、機械灌流時に血液そのものを用いて灌流させることで、肝臓代謝能が生体内に移植をしたときと同程度まで機能蘇生することがわかったとしている。

 15日の終値は、前日比20円安の9930円。

提供:モーニングスター社

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