MROが軟調、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は3000円に引き下げ

株式

2021/7/15 16:05

 MonotaRO<3064.T>が軟調。SMBC日興証券では14日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は3100円から3000円に引き下げている。

 6月までの月次売上を反映し同証券業績予想を修正、あわせて目標株価を3000円に引き下げるとしている。月次売上は前年水準が低い時期にも関わらず従来同証券予想比で弱く、その主因として、(1)20年12月期売上に占める個人向けは2%程度に過ぎないものの前年同時期に需要が集中していたと思われ、その減少影響が強い時期であること(2)2021年の緊急事態宣言により企業の活動が不規則になっている可能性、を考えるとしている。

 製造業の在庫循環サイクルに基づけば、現在は回復/増加局面の途中であり、同社の需要も、(1)(2)の要素の軽減とともに、改善が見られる可能性を考えているとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年12月期244億円(前期比24.4%増、従来251億円、会社側計画は246億7800万円)、22年12月期283億円(従来296億円)、23年12月期358億円、24年12月期446億円、25年12月期547億円と試算している。

 15日の終値は、前日比49円安の2595円。

提供:モーニングスター社

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