19日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2021/7/19 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万7900円(16日終値2万8003円08銭)

 19日の東京株式は、軟調な展開か。前週末の弱い動きが継続するとみられるほか、前週末に欧米株式が下げていることもあり、売り先行スタートとなりそう。4-6月期決算発表の本格化を控え手がかり材料が乏しいなか、東京都で1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者数が、18日まで5日連続で1000人を超えている。感染収束への先行き不透明感も重しとなるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(前週末16日は110円16-17銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円00-04銭)と小動き。前週末16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などが、同16日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同16日の大阪取引所清算値比140円安の2万7790円だった。(高橋克己)

 19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:00 6月首都圏新規マンション発売

・月例経済報告

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米7月NAHB住宅市場指数

・決算発表=IBM<IBM>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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