日経平均は450円程度高、買い先行スタート後も堅調推移=26日寄り付き

 26日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前営業日比450円程度高い2万7998円前後で推移する。午前9時15分には、同488円47銭高の2万8036円47銭を付け、取引時間中としては、16日以来、4営業日ぶりに2万8000円台を回復した。前週21日に下げ渋る動きをみせていたことや、現地23日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が揃って終値ベースの史上最高値を更新した動きなどから、買いが先行。その後も、買い戻しの動きも出たもようで、堅調な推移となっている。前週末23日シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比620円高の2万8180円だった。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、東洋紡<3101.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も高い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も堅調。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も上げている。

 個別では、東製鉄<5423.T>、ホウスイ<1352.T>、アジア投資<8518.T>、オイラ大地<3182.T>、エフオン<9514.T>などが上昇。半面、レッグス<4286.T>、キヤノ電子<7739.T>、OBC<4733.T>、エイトレッド<3969.T>、タマホーム<1419.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=110円台の半ば(前週21日は1ドル=110円08-10銭)、1ユーロ=130円台の前半(同129円46-50銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ