明日の日本株の読み筋=日米主要決算にFOMC控え様子見気分か

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株式

2021/7/27 16:36

 あす28日の東京株式市場は、様子見気分か。国内では週後半から主要企業の決算発表が本格化するほか、米国ではハイテク大手などの注目決算が続く。28日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を見極めたいとの空気もあり、積極的な売買は期待しにくい。足元の新型コロナウイルスの感染者数が拡大傾向にあり、景気の先行きを懸念する声も根強い。

 27日の日経平均株価は3営業日続伸し、2万7970円(前日比136円高)引け。朝方は、買いが先行した。米企業決算への期待感を背景に26日の米国株式が連日で最高値を更新した流れを受け、上げ幅は一時200円を超えた。伸び悩んだ後に持ち直す場面もあったが、2万8000円乗せ後は上値が重くなる展開が目立った。市場では、「2万8000円をすんなり超えられず、誰かが邪魔をしているようだ。外国人売りかもしれない」(中堅証券)との声が聞かれた。

提供:モーニングスター社

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