米国株式市場:経済指標が市場予想平均よりも悪く、NYダウ6日ぶり反落、ナスダック続落

株式

2021/8/18 7:46

 17日の米国株式は、NYダウが前日比282.12ドル安の3万5343.28ドルと6日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同137.581ポイント安の1万4656.181ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億261万株、ナスダック市場が40億6815万株だった。

 米7月小売売上高が前月比1.1%減となり、市場予想平均の同0.3%減よりも悪かった。米政府は、新型コロナウイルス禍に対応して、大規模な経済対策を打ち出しているが、同国でGDP(国内総生産)の7割を占めるとされる個人消費の減速が警戒された。また、NYダウが5日連続で史上最高値を更新していたこともあり、利益確定売りも優勢だった。同指数の採用銘柄では、ホーム・デポ<HD>やボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比95円高の2万7455円だった。

提供:モーニングスター社

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