10日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

株式

2021/9/10 7:47

 予想レンジ:2万9900円-3万200円(9日終値3万8円19銭)

 10日の東京株式は、堅調な展開か。きのう9日の日経平均株価は、下げ幅を縮小する格好で心理的なフシ目の3万円を維持して取引を終了した。上昇ピッチの早さが警戒されるなか、底堅い動きをみせたことから、上値を試す場面もありそう。ただ、週末要因からポジション調整の売りに押されることも想定され、注意したい。為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(9日は109円95-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同129円99銭-130円03銭)と小動き。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、キヤノン<7751.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物12月限の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比145円高の2万9945円だった。(高橋克己)

 10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・9月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日

・エルニーニョ監視速報

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米8月生産者物価

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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