DMG森精機が年初来高値、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は2570円に引き上げ

株式

2021/9/13 16:00

 DMG森精機<6141.T>が3日ぶりに反発、78円高の2239円まで買われ、9月9日につけた年初来高値2213円を更新した。SMBC日興証券では10日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2440円から2570円に引き上げている。

 目標株価算出には従来、22年12月期予想連結1株利益に機械、造船・プラントセクターの23年3月期予想基準PER16倍を適用していたが、受注の前期比伸び率がピークを迎えたことから、工作機械の評価には20%のディスカウントを付与するとしている。半面、22年12月期過去最高益の達成が可能と考え、10%のディスカウントを付与したとしている。また、連結一株利益は転換社債の発行を考慮し、22年12月期予想希薄化後連結一株利益183.6円を使用するとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年12月期233億円(前期比2.1倍、従来189億円、会社側計画は200億円)、22年12月期434億円(従来363億円)、23年12月期505億円、24年12月期552億円、25年12月期610億円と試算している。

 13日の終値は、前日比47円高の2208円。

提供:モーニングスター社

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