<米国株情報>オラクルが一時急落、第1四半期の売上高が市場予想下回る

株式

2021/9/14 10:30

 米業務用ソフト大手オラクル<ORCL>が13日の時間外取引で、日中終値に対して一時3.71%安と急落した。売り一巡後はやや下げ渋り、時間外取引での終値は同1.90%安の87.20ドルとなった。

 この日の引け後に22年5月期第1四半期(6-8月)の決算を発表。売上高は前年同期比4%増の97億2800万ドルとなったが、市場予想を下回った。純利益は同9%増の24億5700万ドル、調整後の1株当たり利益(EPS)は同11%増の1.03ドルとなり、市場予想を上回った。

 中核のクラウドサービスとライセンスサポートの売上が同6%増の73億7100万ドルとなったが、市場予想を下回った。一方、オラクルの新しいクラウド事業である「IaaS」と「SaaS」は好調で、オラクルのサフラ・キャッツCEO(最高経営責任者)は「(IaaSとSaaSの)2事業は急成長しており、最も利益率が高い。今後も売上拡大が見込め、会社全体の利益率やEPSの向上に寄与する」とした。

 第2四半期(9-11月)の業績予想は、売上高を前年同期比3-5%増、調整後EPSを1.09-1.13ドルとした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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