日経平均は80円程度高、買い先行後もしっかりした展開に=16日寄り付き

 16日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比80円程度高い3万403円前後で推移する。午前9時6分には、同142円47銭高の3万465円81銭を付けている。きのう15日は続落となったものの、下げ渋る動きをみせていたことから、買いが先行。その後も、しっかりした展開となっている。現地16日の米国株式市場では、NYダウが反落した一方、ナスダック総合指数は続伸するなど、まちまちだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比135円高の3万335円。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株が上昇。NTT<9432.T>、KDDI<9433.T>などの情報通信株や、SMC<6273.T>、コマツ<6301.T>などの機械株も高い。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、電通グループ<4324.T>、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>などのサービス株も堅調。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、三菱倉<9301.T>、三井倉HD<9302.T>などの倉庫運輸株も上げている。

 個別では、オイラ大地<3182.T>、電気興<6706.T>、ミダックHD<6564.T>、日本CMK<6958.T>、GMB<7214.T>などが上昇。半面、日本製鉄<5401.T>、日コンセプト<9386.T>、東邦鉛<5707.T>、GDO<3319.T>、JFE<5411.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=109円台の半ば(16日は1ドル=109円35-36銭)、1ユーロ=129円台の前半(同128円83-87銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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