ソーバルは、モーニングスターが想定株価レンジを1200-1400円に引き上げ

株式

2021/10/1 9:33

 車載・自動運転関連の組込み開発などに強みと持つソーバル<2186.T>は、モーニングスターが10月1日付レポートで、想定株価レンジを1200-1400円(前回は1000-1250円)に引き上げ、投資判断は「オーバーウエート」(強気)を継続した。

 9月30日発表の22年2月期第2四半期(21年3月-8月)累計の連結業績は、売上高40億2700万円(前年同期比10.5%増)、営業利益2億9000万円(同2.0倍)の大幅増益。テレワーク対応を中心にエンジニアの稼働率が想定以上に高まったことから、期初予想に対しては売上高が2.0%、営業利益が28.6%の上ブレとなった。

 同社は、ディープラーニング系AI(人工知能)や自動運転領域など種々の受託案件の開発を進めていく中で、テレワーク対応に課題を抱える顧客メーカーの負担を最小限にするソリューションを併せて提供し、案件のクロスセル化を実現した。レポートでは、会社側の22年2月期の連結業績予想は据え置かれたものの、同社のテレワーク対応力はコロナ禍でニーズが強いうえに競争優位性が高く、クロスセル案件が一段と伸びる余地があることから、22年2月期以降のモーニングスター業績予想を引き上げたとしている。

 午前9時31分時点の株価は前日比27円安の1016円。

提供:モーニングスター社

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