<今日の仮想通貨市況>材料難でもBTC急上昇、踏み上げとの見方も

仮想通貨

2021/10/4 9:34

 4日午前9時30分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=530万円前後(過去24時間比0.6%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=37万8000円前後(同0.1%安)となっている。

 ビットコインは1日夕方まで480万円前後で推移していたが、夜になって520万円超まで急上昇。買い一巡後はほぼ横這いで推移した。特に目新しい材料は観測されておらず、ショートスクイーズ(踏み上げ)による上昇との見方がある。前日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が暗号資産の全面禁止を否定し、市場のマインドが改善するなか、ドルが対主要通貨で年初来高値を付けたことからビットコインも近いうちに上値を追うとの期待もあった。ビットコインの上昇に連動するかたちでイーサリアムも急上昇した。

 このほかでは、SEC(米証券取引委員会)が1日、Global X Digital Assets、バルキリー、ウィズダムツリー、クリプトンがそれぞれ申請しているビットコインETF(上場投資信託)の可否判断の期限を45日間延長したことが話題となっている。延期の理由について、SECは「提案内容を検討するための十分な時間の確保が必要」としている。

(イメージ写真提供:123RF)

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