7日の東京株式市場見通し=反発後、模様眺めムードが広がりそう

国内市況

株式

2021/10/7 7:47

 予想レンジ:2万7300円-2万7800円(6日終値2万7528円87銭)

 7日の東京株式は反発後、模様眺めムードが広がりそうだ。日経平均株価はきのう6日で8日連続安となっている反動や、米国株が続伸した動きから、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、日経平均株価のボラティリティ指数は、終値ベースで25.72となり、5月19日の25.73以来の水準に上昇しており、値動きが荒くなることも見込まれ、様子見姿勢が強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(6日は111円67-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同129円05-09銭)とやや円高方向に振れている。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、アドバンテスト<6857.T>、日産自<7201.T>などが、6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比320円高の2万7730円だった。(高橋克己)

 7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:00 9月都心オフィス空室率

・14:00 8月景気動向指数、10月さくらリポート

・決算発表=ローソン<2651.T>、7&iHD<3382.T>、竹内製作<6432.T>、ライフコーポ<8194.T>、乃村工芸<9716.T>、ベルク<9974.T>

・IPO(新規上場)=ワンキャリア<4377.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米週間の新規失業保険申請件数

・ノーベル文学賞発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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