(再送)日経平均は36円程度安、売り先行後は下げ渋る格好に=13日寄り付き

 13日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比36円程度安い2万8194円前後で推移する。午前9時5分には、同237円15銭安の2万7993円46銭を付けている。きのう12日の上値の重い展開や、現地12日の欧米株式が下落したこともあり、売りが先行した。8月機械受注統計で、船舶・電力を除いた民需の受注額が季節調整済みで前月比2.4%減となり、市場予想平均の同1.5%増を下回ったことも重しとなった。ただ、売り一巡後は、下げ渋る格好となり、下げ幅を縮小する動きにある。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比70円高の2万8160円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が下落。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も安い。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も軟調。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、三井物産<8031.T>、住友商<8053.T>などの卸売株も下げている。

 個別では、インターアク<7725.T>、明治海<9115.T>、住石HD<1514.T>、ユナイテド海<9110.T>、タマホーム<1419.T>などが下落。半面、東京機<6335.T>、Jフロント<3086.T>、SHIFT<3697.T>、フィルC<3267.T>、関西スーパー<9919.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=113円台の半ば(12日は1ドル=113円29-30銭)、1ユーロ=130円台の後半(同130円91-95銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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