日経平均は315円程度高、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅を拡大=14日寄り付き

 14日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比315円程度高い2万8455円前後で推移する。午前9時20分には、同338円24銭高の2万8478円52銭を付けている。きのう13日に下げ渋る格好となっていたことから、買い先行でスタート。寄り付き直後は停滞する場面がみられたものの、株価指数先物に断続的な買いが入り、上げ幅を拡大している。現地13日の米国株式は、NYダウが小幅に4日続落し、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比55円高の2万8195円だった。

 業種別では、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。ヤマハ<7951.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も堅調。キリンHD<2503.T>、JT<2914.T>などの食料品株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も上げている。

 個別では、サイゼリヤ<7581.T>、コシダカHD<2157.T>、吉野家HD<9861.T>、ユニデンHD<6815.T>、松田産業<7456.T>などが上昇。半面、トレファク<3093.T>、セラク<6199.T>、前沢工<6489.T>、ベル24HD<6183.T>、NCHD<6236.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=113円台の前半(13日は1ドル=113円57-58銭)、1ユーロ=131円台の半ば(同131円18-22銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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