(再送)日経平均は57円程度安、売り一巡後は下げ渋る動きのもよう=22日寄り付き

 22日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比57円程度安い2万8650円前後で推移する。午前9時15分には、同162円01銭安の2万8546円57銭を付けている。きのう21日に大幅反落した動きが継続し、売りが先行した。売り一巡後は、短期的なリバウンドを狙った下値買いが入ったもようで、下げ渋る動きとなっているもよう。現地21日の米国株式は、NYダウが小幅に反落した一方、ナスダック総合指数は反発するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比105円安の2万8625円だった。

 業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も安い。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も軟調。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も下げている。

 個別では、KOA<6999.T>、大紀アルミ<5702.T>、東邦鉛<5707.T>、積水化学<4204.T>、マネックスG<8698.T>などが下落。半面、新日科学<2395.T>、サインポスト<3996.T>、CRE<3458.T>、クニミネ<5388.T>、ヒトコムHD<4433.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=113円台の後半(21日は1ドル=114円11-13銭)、1ユーロ=132円台の半ば(同132円83-87銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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