日経平均は467円程度高、株価指数先物に断続的な買いで上げ幅拡大=26日寄り付き

 26日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比467円程度高い2万9068円前後で推移する。午前9時16分には、同504円48銭高の2万9104円89銭を付け、取引時間中としては3日ぶりに2万9000円を回復している。きのう25日は反落したものの、取引終了にかけ下げ渋る動きをみせていたことや、現地25日の米国株式市場で、NYダウが連日で終値ベースで史上最高値を更新し、ナスダック総合指数も反発したことから、買いが先行。株価指数先物に断続的な買いが入り、上げ幅を拡大した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比190円高の2万8810円だった。

 業種別では、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も堅調。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も上げている。

 個別では、東京機<6335.T>、サインポスト<3996.T>、グリムス<3150.T>、パナソニック<6752.T>、横河電機<6841.T>などが上昇。半面、キヤノンMJ<8060.T>、ニコン<7731.T>、関西スーパー<9919.T>、高純度化<4973.T>、キヤノ電子<7739.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=113円台の半ば(25日は1ドル=113円63-65銭)、1ユーロ=132円台の前半(同132円46-50銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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