アルメタックが急騰し年初来高値を更新、第2四半期・通期ともに黒字幅拡大見通し、期末配当1円増額も

株式

2021/10/28 10:36

 アルメタックス<5928.T>が急騰し、一時44円高の325円を付け、4月19日の年初来高値324円を更新した。27日引け後に22年3月期第2四半期(21年4-9月)および通期の単体損益予想を上方修正するとともに、期末配当予想の1円増額を発表し、材料視された。

 営業損益ベースでは、第2四半期が2000万円の黒字から1億円の黒字(前年同期は1億3600万円の赤字)に、通期が1億6000万円の黒字から2億円の黒字(前期は7200万円の赤字)に引き上げられた。上期は売上高が前回予想をわずかに下回る見込みだが、損益面では生産性の改善や諸経費の削減などにより向上する見込みとなった。通期では、材料費高騰による収益圧迫が想定されるが、生産性改善やコスト削減を継続し、利益をサポートする。

 期末配当については、4円から5円に増額し、年間配当では9円(前期は6円)を予定している。

提供:モーニングスター社

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