<米国株情報>FDA、ファイザー製ワクチンの5-11歳への緊急使用を承認

株式

2021/11/1 10:36

 FDA(米食品医薬品局)は10月29日、医薬品大手ファイザー<PFE>製の新型コロナワクチンについて、5-11歳への緊急使用を承認した。米国では新たに2800万人の子どもへのワクチン接種が可能となる。

 5-11歳の子どもに対しては、12歳以上に投与するワクチンの3分の1の量となるが、FDAによると、約3100人を対象とした治験では、90.7%の有効性が示され、深刻な副反応も認められなかったとしている。

 FDAのジャネット・ウッドコック副長官は声明文で、「より若い年齢層の子供へのワクチン接種により、通常に近い(日常生活の)状況に戻すことが可能になる」とした。専門家は子どもから高い年齢層への感染リスクを減らすことができると見ている。

 米国小児学会(AAP)によると、10月21日現在で米国内における子どもの新型コロナ感染者数は約630万人で、FDAはこのうち5-11歳が全体の39%を占めるとしている。一方、新型コロナによる18歳未満の死者数は1万7691人、このうち5-11歳は146人という。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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