<今日の仮想通貨市況>堅調、インフラ法案可決には反応限定的

仮想通貨

2021/11/8 10:07

 8日午前10時現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=740万円前後(過去24時間比5.2%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=53万3000円前後(同3.4%高)となっている。

 主要な暗号資産は方向感なくもみ合った。5日に米下院がバイデン米政権の看板政策でもある1兆ドル規模のインフラ法案を可決。同法案は暗号資産取引における課税対象が拡大される可能性があるとして警戒されており、ビットコインなどは5日深夜から6日にかけて軟調に推移し、6日夜になって下げ足を速める場面があった。ただ、その後は持ち直し、7日朝の時点で下げ分を取り戻した。8日早朝は上値を試している。

 このほかでは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)が世界の企業によるクロスボーダー決済のコストを年間1000億ドル以上削減する可能性があるとのリポートや、Bakkt(バックト)がイーサリアムの取り扱いを開始すると発表したことなどが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ