近鉄エクスが急騰、22年3月期業績予想を上方修正、配当増額も

株式

2021/11/11 13:05

 近鉄エクスプレス<9375.T>が急騰し、一時299円高の2938円を付けた。10日引け後に22年3月期の連結業績予想を上方修正するとともに配当の増額を発表し、好感された。

 22年3月期業績予想は、営業収入が6300億円か8800億円(前期比44.5%増)、営業利益が317億円から500億円(同46.3%増)に引き上げられた。第2四半期(21年4-9月)において新型コロナウイルス感染症により影響を受けた世界経済の回復に伴う旺盛な輸送需要と、前期より続く航空・海上貨物輸送スペースの供給不足を背景とした運賃原価および販売価格の上昇により、増収増益基調が続き、下期も上期の事業環境が一定程度継続すると想定し、通期業績予想を見直した。配当は上期に前回予想比20円増の40円とし、期末については同30円増の60円とし、年間では100円(前期は50円)を予定している。

 同時に発表された第2四半期決算は、営業収入が4240億9900万円(前年同期比60.8%増)、営業利益が247億300万円(同89.9%増)だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ