ヤーマンが急落、上期の業績予想を上方修正するも期待に届かず

株式

2021/11/16 11:10

 ヤーマン<6630.T>が急落。15日引け後に、22年4月期上期(21年5-10月)の連結業績予想を上方修正したが、市場の期待に届かなかった様子。株価は前日比300円ストップ安の1166円まで値を下げている。

 22年4月期上期について、予想売上高を従来の202億9900万円から209億700万円(前年同期比11.6%増)に、営業利益を30億2400万円から39億2500万円(同2.5%減)にそれぞれ引き上げている。店販部門がレイボーテシリーズやミーゼシリーズを中心に売上を回復させたことや、中国におけるEC(電子商取引)による販売が引き続き好調を維持したことに加え、全社的なブランディング広告などの効果で想定以上に利益が増加したことが主な要因。

 ただ、第2四半期(8-10月)に限ると、営業利益は9億9600万円(前年同期比57.8%減)と、第1四半期(5-7月)の29億2900万円(同75.8%増)から大幅に減少しており、それが失望売りにつながった印象。

 午前11時7分現在の株価は、264円安の1202円。

提供:モーニングスター社

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