日経平均は142円程度安、売り先行後も弱含みの展開が続く=18日寄り付き

 18日午前9時20分すぎの日経平均株価は、前日比142円程度安い2万9545円前後で推移。午前9時14分には、同173円16銭安の2万9515円17銭を付けている。きのう17日に5日ぶりに下落したことや、現地17日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が反落したこともあり、売りが先行した。その後も、手掛かり材料難のなか、弱含みの展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比130円安の2万9560円だった。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が下落。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も安い。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も軟調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も下げている。

 個別では、トリドールH<3397.T>、エイチーム<3662.T>、ダブルスタン<3925.T>、Jリース<7187.T>、アセンテック<3565.T>などが下落。半面、関西スーパー<9919.T>、ファインD<3649.T>、理計器<7734.T>、長野計器<7715.T>、ソルクシーズ<4284.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時20分時点で、1ドル=114円台の前半(17日は1ドル=114円88-90銭)、1ユーロ=129円台の前半(同129円84-88銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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