明日の日本株の読み筋=弱含みの展開が続きそう

国内市況

株式

2021/11/18 17:06

 19日の東京株式市場は、弱含みの展開が続きそうだ。手掛かり材料に欠ける中、週末要因や、23日が勤労感謝の祝日で休場となることもあり、積極的にポジションを取る動きは限られそうだ。株価指数先物に振らされる動きも目立っていることから、「先物に影響を受けづらい中小型株に物色の矛先が向かいそう」(中堅証券)との声も聞かれた。

 18日の日経平均株価は、前日比89円67銭安の2万9598円66銭と続落して取引を終了した。日本経済新聞の電子版は午後2時、政府が55兆7000億円程度となる大型経済対策を実施すると報道。一時上昇に転じる場面もみられた。東京証券取引所が引け後に発表した、11月第2週(8-12日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで372億円の売り越しで、2週ぶりに売り越しとなった。朝方に財務省が発表した、7-13日の対外対内証券売買契約では、非居住者による売買は1649億円の取得超で、6週連続で取得超だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ