三菱電機、産総研と稼働中のFA機器をリアルタイムで調整するAI制御技術を開発

株式

2021/11/25 16:15

 三菱電機<6503.T>は25日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)と、製造現場における環境変化や加工対象物の状態変化を予測し、稼働中のFA(ファクトリーオートメーション)機器の加工速度などをリアルタイムで調整するAI(人工知能)制御技術を開発したと発表した。

 この技術は、人手と時間をかけて行っていたFA機器の調整を無くすとともに、AIが予測した加工誤差量などの結果の信頼度を指標化し、信頼度に応じてFA機器を適切に制御する。これにより、さまざまな加工環境下においても信頼性の高い安定した動作が可能となり、変種変量生産における製造工程においても生産性の向上に貢献する。

 25日の終値は、前日比13円安の1477.5円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ