30日の東京外国為替市場=モデルナCEO発言受け、ドル・円下押し

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2021/11/30 15:06

 30日の東京外国為替市場でドル・円は、午後に入り下げ足を速めた。

 オミクロン株感染拡大についてバイデン米大統領が29日、現状でロックダウン(都市封鎖)は考えていないとの発言を好感し、米株高となった流れを受け継いだ20日東京時間のドル・円は株式市場寄り付き直後に1ドル=113円89銭を付けた。その後は、日経平均株価が伸び悩むも113円台後半で推移していたが、午後に米製薬大手モデルナのバンセルCEO(最高経営責任者)が、「既存の自社ワクチンではオミクロン株への効果は限定的にとどまる」と語ったと伝わると、一気にリスクオフの流れに転じ、日経平均株価がマイナス転換。ドル・円は一時113円ちょうど近辺まで下押しした。

 15時現在、113円09銭となっている。

提供:モーニングスター社

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