8日の東京株式市場見通し=続伸後はもみ合いとなりそう

国内市況

株式

2021/12/8 7:47

 予想レンジ:2万8500円-2万9900円(7日終値2万8455円60銭)

 8日の東京株式は続伸後、もみ合いとなりそう。日経平均株価はきのう7日に大幅反発した強い動きに加え、7日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比295円高の2万8815円となっていることから、朝方は、同清算値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。ただ、手がかり材料に乏しいことから、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。また、「SQ(特別清算指数)値を算出する週の水曜日は荒れやすい」とのアノマリー(論理的に説明できない動き)もあり、注意したい。

 為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(7日は113円63-65銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円前後(同128円28-32銭)とやや円高方向にある。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>、HOYA<7741.T>などが、7日の東京終値に比べ高かった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 7-9月期GDP確報値

・14:00 11月景気ウォッチャー調査

【海外】(時間は日本時間)

・インド準備銀行金融政策決定会合

・米10年国債入札

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=ゲームストップ<GME>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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