<米国株情報>ボーイング、21年の民間機引き渡し件数は前年比2倍超の見通し

株式

2021/12/16 10:39

 航空・宇宙機器大手ボーイング<BA>の21年の民間航空機引き渡し件数が前年比2倍超となる見通しだ。経済専門チャンネルCNBC(電子版)が14日、伝えた。

 同社によると、1-11月の引き渡し件数は302機で、すでに前年の157機の1.9倍と、約2倍になっている。また、中国が12月に「737MAX」の使用再開を認めている。ボーイングが現在、在庫として保有している約370機の同型機のうち、中国航空各社がその約3分の1を占めており、今後も引き渡し件数が伸びる公算が大きい。

 ただ、これはFAA(米連邦航空局)による「787-10 ドリームライナー」の使用再開の許可が不具合の発生により遅れていることもあり、コロナ禍前の19年実績(380機)には到達しない見通しだ。

 他方、新規受注は11月だけで91機と、10カ月連続で受注機数がキャンセル数を上回り、ネットベースでプラスとなっている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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