17日の東京株式市場見通し=反落後は弱含みの展開か

国内市況

株式

2021/12/17 7:47

 予想レンジ:2万8700円-2万9000円(16日終値2万9066円32銭)

 17日の東京株式は反落後、弱含みの展開か。きのう16日に大幅続伸した反動や、現地16日の米国株式がさえない動きとなったこともあり、売り先行となりそう。週末要因も重なり、ポジション調整の売りが強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(16日は114円11-12銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の後半(同129円02-06銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には逆風となりそう。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>、ソフバンG<9984.T>などが、16日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比255円安の2万8745円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・金融政策決定会合終了後、黒田日銀総裁が会見

【海外】(時間は日本時間)

・18:00 独12月Ifo景況感指数

・19:00 ユーロ圏11月消費者物価指数(確定値)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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