30日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

株式

2021/12/30 7:47

 予想レンジ:2万8700円-2万9000円(29日終値2万8906円88銭)

 大納会30日の東京株式は、軟調な展開か。きのう29日の日経平均株価は、手がかり材料難のなか、株価指数先物主導で反落。年末年始の休場を前に、積極的な売買は限られるとみられ、ポジション調整の売りに押される場面も想定される。消去法的に、値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の後半(29日は114円88-89銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の半ば(同129円82-86銭)と円安方向に振れている。29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、エーザイ<4523.T>、キーエンス<6861.T>などが、29日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比20円安の2万8810円だった。(高橋克己)

30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・大納会

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米週間の新規失業保険申請件数

・23:45 米12月シカゴ景況指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ