エストラストが反落、22年2月期第3四半期決算は販売費増が重しで大幅な減益に

株式

2022/1/11 16:20

 エストラスト<3280.T>が反落し、38円安624円を付けた。前週末7日引け後、22年2月期第3四半期(21年3-11月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。

 第3四半期決算は、売上高が107億9700万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は3億1300万円(同21.3%減)だった。主力事業の不動産分譲事業で、収益に大きく寄与する分譲マンションは310戸(前年同期比28戸増)の引き渡しが完了。利益面では、支払手数料などの販売費が増加したことが影響した。

 22年2月期業績予想は、売上高167億円(前期比1.2%増)、営業利益8億円(同18.3%減)を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で64.7%、営業利益で39.0%となっている。

 11日の終値は、前週末比38円安の624円。

提供:モーニングスター社

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