ファーストリテが急反発、22年8月期第1四半期の営業利益は市場予想平均を上回って着地

株式

2022/1/14 16:41

 ファーストリテイリング<9983.T>が急反発し、5390円高の6万4530円を付けた。13日引け後、22年8月期第1四半期(21年9-11月)の連結決算(IFRS)を発表。営業利益が市場予想平均を上回って着地し、好感された。

 第1四半期決算は、売上収益が6273億9100万円(前年同期比1.2%増)、営業利益が1194億600万円(同5.6%増)だった。その他アジア・オセアニア地区(東南アジア、オーストラリア、インド)、北米、欧州のユニクロ事業が大幅な増収増益となったことで、国内、グレーターチャイナのユニクロ事業、ジーユー事業の減収減益をカバーした。期初に比べ円安となったことで、外貨建金融資産などの換算による為替差益計上なども寄与した。営業利益の市場予想平均は1030億円程度だった。

 22年8月期業績予想は、売上収益2兆2000億円(前期比3.1%増)、営業利益2700億円(同8.4%増)を据え置いている。

 14日の終値は、前日比4770円高の6万3910円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ