<特集>円安メリット銘柄をマーク(1)=足元は波乱含みながら、米国の金融引き締めで円安に
2022/1/14 17:21
足元は再び波乱含みの展開となってきたが、米国の金融政策の転換を受けた「円安・ドル高」の方向は基本的に変わらないと見られ、「円安メリット銘柄」は難しい相場のなかで有力な選択肢となりそうだ。
週末14日の日経平均株価は一時600円近い下げとなり、昨年12月20日以来の2万8000円割れの場面がみられた。現地13日の米国市場でハイテク関連などグロース銘柄が売られ、ナスダック総合指数が約2.6%の急落となった流れを受けたもの。ハト派として知られるブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)理事が上院の公聴会で、「テーパリング(量的緩和の縮小)終了後、できるだけ早く利上げを開始する準備を整えている」と発言したほか、他の高官からも利上げに積極的なタカ派的発言が相次ぎ、グロース株が大きく売られた。
外国為替市場では年明けに1ドル=116円台まで円安が進んだものの、金融市場全般のボラティリティーが高まっていることもあり、足元では113円台まで円が上昇している。もっとも、今後の金融引き締めシナリオの織り込みが進めば、日米の金利差などから円安に進むのは自然な流れ。115-120円程度のレンジにシフトするとの見方がある。オミクロン株の感染拡大など不透明要因はあるものの、基本的には経済の正常化に伴う企業業績の拡大が見込まれるなか、円安が進めば製造業などを中心にさらなる追い風となる。
提供:モーニングスター社
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