17日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2022/1/17 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8400円(14日終値2万8124円28銭)

 17日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。日経平均株価は前週末にかけ、大幅続落した反動から、買い戻しの動きが先行しそうだ。ただ、戻り待ちの売りが警戒されるほか、現地17日の米国市場が、キング牧師生誕日の祝日で休場となることから、海外投資家の売買は限られるとみられ、買い一巡後は、もみ合い商状となる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円台の前半(前週末14日は113円79-80銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円46-50銭)と円高に振れている。前週末14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス<6857.T>、ファナック<6954.T>、ソフバンG<9984.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比110円高の2万8300円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 11月機械受注

・11:00 11月産業機械受注

・13:30 11月第三次産業活動指数

・日銀金融政策決定会合(18日まで)

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国12月工業生産、中国12月都市部固定資産投資、中国10-12月期GDP、中国12月小売売上高

・キング牧師生誕日の祝日で米国市場は休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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