日経平均は407円程度安、売り先行後はやや下げ渋る動きにあるもよう=19日寄り付き

 19日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比407円程度安い2万7850円前後で推移。午前9時10分には、同476円90銭安の2万7780円35銭を付けている。きのう18日に上値の重い展開で反落したことに加え、現地18日の米国株式市場で、NYダウが3日続落し、ナスダック総合指数も反落したことから、売りが先行。その後は、押し目を拾う動きが出たもようで、やや下げ渋る動きにあるもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比245円安の2万8005円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株が下落。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も安い。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も軟調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も下げている。

 個別では、タカショー<7590.T>、レノバ<9519.T>、三井ハイ<6966.T>、アウトソシン<2427.T>、マネーフォワード<3994.T>などが下落。半面、カプコン<9697.T>、スクエニHD<9684.T>、テノHD<7037.T>、ドリームI<4310.T>、ツナグGHD<6551.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=114円台の半ば(18日は1ドル=114円86-88銭)、1ユーロ=129円台の後半(同130円91-95銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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