トヨタが3日ぶり反落、2月生産計画の引き下げで業績への影響を警戒

株式

2022/1/19 12:03

 トヨタ自動車(トヨタ)<7203.T>が3日ぶりに反落し、一時113.5円安の2310円を付ける場面があった。18日引け後、2月の生産計画を従来予想の85万台から70万台程度に引き下げると発表、業績への影響を警戒する動きが強まった。

 同社では、依然としてあらゆる業界で需要が高い半導体逼迫の影響を受けるとし、2月の生産計画を引き下げた。今回の見直しにより、22年3月期での通期生産台数はこれまでの見通しである900万台を下回る見込みという。半導体関連部品の不足に関しては、引き続き状況を精査するとともに、さらなる長期化も見据え、関係各社と協議しながら他の半導体などへの代替についてもさらなる検討を進めるとしている。

 前場終値は、前日比72.5円安の2351円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ